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九鬼神流がバビロニア起源という話の最中にニンジャーさんがPMで日ユ同祖論のサイト送ってきたので「君、トンデモってわかる?」という趣旨の返信をしたんだが、何か英語で説明しているところはないかと探してたら「と学会」なるものがあることを初めて知った。
そのと学会によるトンデモ本大賞にこんなニンジャ本があった。 天野仁「忍者のラビリンス」 (創土社) アマゾンリンク レビュー 15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 1.0 内容に一貫性が欠けている, 2005/7/11 By rafysta (愛知県) 理論物理学者が書いた忍者の本。分野の異なる人が書いたという点では、興味が持てる本。しかし、始めからしてふざけている。東京で出会った女性に対して「あなたは忍者ですか?」と聞き、更に「どちらの星からですか」と聞いたところ「オリオンからです」と言われ、一人有頂天になってしまっている。アホかっと言いたくなるが、我慢して最後まで読んだ。 筆者の忍者に関する意見について、大きく僕の観点と異なる点は2つある。1つ目が、忍者が日本人だけでなく、外国人、さらには宇宙人にも忍者がいるという説を採っている点だ。そのために、大量の資料を示してその根拠を述べている。 2つ目が、正忍記に書かれているような忍者の戦術に関する記述を否定し、忍者は超能力者であり、様々な幻術を使ったに違いないと述べている点だ。 この本の致命的な弱点は、理論物理学者らしく、理論を述べる場所があるかと思えば、空想に浸っているところもあり、話もまったく一貫性がないため何を言いたいのか非常に分かりにくくなっていることだ。筆者自身も構成がおかしいのは理解しているようで、「一貫させるほどに整理されすぎた頭の科学者ならば、もはやその人には、発明や発見は無理だということになる。」「乱雑な思考が、いろんなパターンで、入り混じってくるから、面白いことを発見できるわけである。それを大事にしていると、こんなふうな本になってしまうのである。歴史が出たり、科学が出たり、論文になったり、史料集になったり、タイム・トラベルをしたような思い出話が出てきたり、書き進めているうちに、自分でも頭がおかしくなったのかと思うようなことが次から次へと出てくる。」などと言っている。題名がラビリンス(=迷宮)と名づけたりと、開き直ってさえいる。 結局この本の結論は、「忍者は超能力者である。」ということらしいが、ブログで書くならまだしも、1900円もする本に出版するなら、もう少し、筋道を立てて書くべきである。筆者がいろいろなことを知っているということは分かったが、単に知識の羅列にすぎず、ちっともおもしくない。 忍者も変な人達に付きまとわれて可哀想www
もうひとつ、これはニンジャと全く関係が無いけどレビューが抱腹絶倒なので。
杉山徹宗「平和宇宙戦艦が世界を変える」(芙蓉書房出版) 80 人中、75人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 5つ星のうち 2.0 正気を疑う, 2009/8/28 By やん まずこの本を開いて目次を見て最初に思うことは4つ。 1.たとえ作者が大学教授であっても専門分野以外では素人と同じで実力が立証されていないということ。 2.中途半端な知識と歪んだ思想からは正しい結論が出せないこと。 3.本を出版する際にその内容は問われないこと。 4.どんな人であれ言論の自由は有る程度許されていること。 ということだった。 十数ページ読んだ時点で頭痛が、50ページ近くまで読んだ際には強烈なめまいが私を襲った。 突っ込みどころが多すぎて全てを書ききることは困難だし、そのためにまた本を開かなければならないと考えると精神を奮い立たせる必要があるのでここでは多くは書かない。 この書評の上にある目次を見ていただければ多少は理解できると思われます。 この本を読んで得られるメリットはいくつか有るが、 1.先に挙げた「本そのものの内容を疑うことを憶えられる」と言うこと。 2.ゲームや小説に出てくる「読むだけで正気を失う魔導書」のような体験ができること。 3.書評や店頭で実際に中身を確認できることの大切さを知ること。 等が上げられる。 逆に特筆すべきデメリットとしては 1.心に余裕のない人が読むと錯乱などの症状を起こす。 2.ロケットや軍事など書かれている専門分野に関わる、あるいは精通している人で書かれている内容をフィクションだと言い聞かせられないかたは読むのが苦痛。 3.お金に余裕のない方は笑って流せないので買わない方が良い。 4.嘘を嘘と見抜けない方は間違って人に話すと恥をかくので読まない方が良い。 以上 強烈なネタ本だと理解した上で、一人静かな場所で読むか、あるいは複数の友人と指さし笑いながら読むのが正しいものと思われます。 PR |
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