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藤井青銅著『「日本の伝統」の正体』
Amazon link この本によると 「幸いなことに、江戸時代はその後も平和が続く。すると1760年代あたりから、実態とはかけ離れた忍者・忍術が、芝居や本の中で活躍を始めるのだ。児雷也、飛加藤、石川五右衛門……など。芝居では、一目でそれが忍者だとわからなくてはいけない。だから、黒装束の忍者は人形浄瑠璃や歌舞伎で、このあたりから始まる。実際にそんなものを着ていたら、「私は怪しい者です」と自己申告しているようなものだ。」 他にも 「色仕掛け専門の「くノ一」なら、山田風太郎の発明と言っていいかもしれない。」 「忍者社会を階層分けし、そこに身分制度の趣まで持ち込んだのは司馬遼太郎とも、白土三平とも言われている。しかしこれも『万川集海』に「上忍」という言葉がある。ただし、意味は「すぐれた人」ということでしかないし、中忍も下忍も出てこない。」 PR
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